
私たちについて
現在は、地域の人々の繋がりが薄れ、核家族が主流になるなど、社会のあり方が大きく変わってきています。この変化は、特に高齢化が進む中で、大切な人の介護や、障害を持つ方への支援といった身近な問題に、深刻な影響を与えています。地域や親戚の間で自然に行われていた助け合いが難しくなり、離れて暮らす家族をどう支えればよいか、多くの人が一人で悩み、孤立感を深めています。
この問題の背景には、まず、情報収集や相談が以前に比べて困難になったことがあります。地域の繋がりが薄れたことで、以前なら近所や親戚から得られた介護や福祉、生活上の支え合いに関する知恵、信頼できる情報が手に入りにくくなりました。そのため、今はインターネットなどで情報が簡単に手に入る反面、あまりに多くの情報があるために、何が本当に正しくて自分に必要なのか分からず、かえって混乱してしまうこともあります。また、頼れる地域や親戚との繋がりが弱くなったことで、同じような悩みを抱える人と繋がったり、身近に悩みを打ち明けたり、気軽に相談したりできる相手を見つけることも難しくなっています。こうした状況が、多くの人を「誰にも頼れない」と感じさせ、一人で不安を抱え込み、精神的に孤立させてしまうのです。離れて暮らしているという物理的な距離だけでなく、こうした情報や精神面での壁が、支援が必要な方やそのご家族にとって、重い負担となっています。
さらに、核家族化によって、介護や支援を担う人が特定の人に限られてしまう傾向があります。少ない人数で、複雑な介護保険や障害福祉の制度、多様なサービス内容を理解し、その中から最適なものを選び出すのは、大変なことです。その結果、必要な支援を受けられないままご本人が孤立したり、支えるご家族が心身ともに疲れ果ててしまったりするケースも少なくありません。これは個々の家庭の問題だけでなく、社会全体に関わる問題です。
社会の変化は、亡くなった大切な方を偲ぶという、私たちの心のあり方にも影響を与えています。家族が離れた場所に住むことが当たり前になり、お墓参りに行く機会を持つことや、代々守られてきたお墓を維持管理していくことが難しくなっています。これも、かつての繋がり方が変わってきたことの表れと言えるかもしれません。
このように、人々の繋がり方が変化する中で生まれてきた様々な課題。これらに向き合い、解決の一助となるために、私たち一般社団法人HARUTAは活動を始めました。地域の繋がりや家族の支え合いといった、失われつつある大切な役割を、情報提供や親身な相談、専門家との連携を通じて、私たちが補っていきたいと考えています。信頼できる情報を分かりやすくお伝えし、一人ひとりの状況に合った適切な支援に繋げることで、介護を必要とする方、障害を持つ方、そしてそのご家族、双方の不安に寄り添う「架け橋」になりたいと考えています。
ミッション
誰もが尊厳をもって安心して暮らせる地域づくりへの貢献
ビジョン
誰もが支え合い、安心して自分らしく輝ける地域の創造
